公証役場とは

このサイトは初めて会社を設立する人が対象なので公証役場という役所を知らなかった人も多いかもしれません。特に新会社法によって会社設立に興味をもった場合はなおさらでしょう。


公証役場とは公証人が勤務する役所です。公証人とは原則として30年以上実務経験を有する法律家の中から法務大臣が任命する公務員です。公証人の仕事は大きく分けて公正証書の作成、私署証書や会社の定款に対する認証の付与、私署証書に対する確定日付の付与の3種類です。会社を作る際はこの中の認証でお世話になるわけです。


今回は株式会社をつくるので定款の認証だけしてもらえればいいのですが公証役場は実はかなり使える役所ですのでぜひ覚えておきましょう。


公証役場の仕事には公正証書の作成があります。主な公正証書といえば公正証書遺言や契約書の公正証書などがあります。公証役場にいけばこれらの証書を作ってくれます。

 

もともと公証人は法律のプロですから契約や遺言、相談などの法的な知識に優れています。法的なことで相談するととても頼りになります。しかも役所ですから無料で答えてくれます。もし法的な問題、特に相続、遺言、契約関係などで困ったことがあったら公証役場に相談してみましょう。公証役場は定款の認証だけでなく、実はかなり使える役所なのです。